@article{oai:iwate-u.repo.nii.ac.jp:00009893, author = {土岐, 規仁 and 小川, 薫 and 佐々木, 茂子 and 横田, 政晶 and 清水, 健司}, issue = {1}, journal = {日本結晶成長学会誌}, month = {Jan}, note = {ラセミ体を溶融状態あるいは溶液状態から結晶化させると,ラセミ体は混合物,化合物,固溶体が,それぞれ等量(50:50)の組成比で析出するため,結晶化による光学分割は難しい.本報では,ラセミ体の結晶化による光学分割についての試みを紹介する.まず,大小の種晶添加(同時晶析法)によっての検討がある.この方法の利点は,核発生が生じなければ,種晶の成長により結晶化が進行し,大小の差を利用して,篩い分けにより,D体とL体の光学分割が機械的操作によりできることである.さらに,光学活性共溶質(テイラーメイド添加物)を共存させることで,核発生速度に差をもたせ,一方の鏡像異性体のみを優先的に晶析させた光学分割法についても同様である.種晶および添加物を用いる事により,結晶化による生成結晶に粒径の差を生じさせることができ,篩い分けによる機械的分離が可能な光学分割プロセスを構築可能であることも示されている.}, pages = {31--36}, title = {結晶化によるラセミ体の光学分割}, volume = {35}, year = {2008} }