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グリーンブラットとフーコーの狭間で-近代ヨーロッパ思想史の謎-
https://iwate-u.repo.nii.ac.jp/records/12825
https://iwate-u.repo.nii.ac.jp/records/1282550ba966d-153c-4cc5-82ee-b9b9f81b548d
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||
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公開日 | 2010-03-23 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | グリーンブラットとフーコーの狭間で-近代ヨーロッパ思想史の謎- | |||||||
著者 |
池田, 成一
× 池田, 成一
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著者別名 | ||||||||
姓名 | IKEDA, Shigekazu | |||||||
著者(機関) | ||||||||
岩手大学人文社会科学部 | ||||||||
Abstract | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | 80年代にアメリカの文学研究を席捲した新歴史主義(New Historicism)の旗手とされるスティーヴン・グリーンブラットは,フーコーに大きな影響を受けている。実際,それ以前の構造主義派,あるいはデリダの流れを汲む「ディコンストラクション」派は,テクストの自律性や,テクスト自身のもつ美的価値,あるいは,テクストに内在する「自己言及のパラドックス」1)や「決定不可能性」(ド・マン)に関心を抱いてきた。それに対し,詩的技法は,「形式に対する無私の関心から,それ自体を目的として,そして,個人的な利害からも文化全体の一般的な利害からも離れて,展開されるという近代的発想」(R136[174])2)を否定し,文学作品を作者の「世界に対する彼の関係の実践的な記録」(同)と捉え,あくまで文学作品を当時の時代状況との関係において考えるグリーンブラットの立場や方法は,『狂気の歴史』『言葉と物』『監獄の誕生』『性の歴史』等で展開されたフーコーの歴史的探究(いわゆる「考古学」「系譜学」)の影響を抜きにしては考えられない。新歴史主義の名称も,フーコーの影響の下での,文学研究への歴史性の再導入を端的に示すものとして流布されてきたのである3)。 | |||||||
出版者 | ||||||||
出版者 | 岩手大学人文社会科学部 | |||||||
登録日 | ||||||||
日付 | 2010-03-23 | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||
著者版フラグ | ||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||
書誌情報 |
言語と文化 p. 271-285, 発行日 1993-03-20 |