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後期チェーホフの語りの構造-『イオーヌィチ』を中心に-
https://iwate-u.repo.nii.ac.jp/records/12983
https://iwate-u.repo.nii.ac.jp/records/12983d5702540-7aa2-4ba4-a7c6-7141aac555a5
| 名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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| Item type | 研究報告書 / Research Paper(1) | |||||||
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| 公開日 | 2010-01-29 | |||||||
| タイトル | ||||||||
| タイトル | 後期チェーホフの語りの構造-『イオーヌィチ』を中心に- | |||||||
| 言語 | ||||||||
| 言語 | jpn | |||||||
| 資源タイプ | ||||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_18ws | |||||||
| 資源タイプ | research report | |||||||
| 著者 |
長野, 俊一
× 長野, 俊一
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| 著者別名 | ||||||||
| 姓名 | NAGANO, Shunichi | |||||||
| 著者(機関) | ||||||||
| 岩手大学人文社会科学部 | ||||||||
| 登録日 | ||||||||
| 日付 | 2010-01-29 | |||||||
| 書誌情報 |
東洋と西洋の短篇小説の系譜に関する研究 p. 71-88, 発行日 1991-01-01 |
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| 抄録 | ||||||||
| 内容記述タイプ | Abstract | |||||||
| 内容記述 | 平成2年度教育研究学内特別経費研究報告 | |||||||
| Abstract | ||||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||||
| 内容記述 | 本稿は,標題が示すように,チェーホフの物語における語りの構造一般について論じることを,そもそもの初めから断念している。 物語内容についてはともかく,いま仮に,チェーホフの全作品を対象にして,その物語言説と物語行為に関する統一的な見取り図を作成しようとしても,個別の具体的なテクストが主張する一定の理念型からの自由な離反・逸脱をまえにして,われわれはただ立ち尽くすしかない だろう。理念型にしろ,理論的モデルにしろ,パターンはその一定のかたちにおいてのみ実現されるのがつねである。では,どうするか。ここでは,プルーストの語り(もしくは物語言説,recit)に立ち向かうG.ジュネットの方法が準拠枠となる。1) その基本的方法は,われわれの テーマに則して,次のようにパラフレーズすることができる。チェーホフの語りを全体として見るならば,その特殊性はまさしく還元不可能なのであって,およそいかなる普遍化も方法論上の誤りになる。彼の特定の物語テクストが例証するのは,あくまでも所与のテクストそれ自 体にほかならない。ところが一方では, この特殊性といえども分析不可能ではなく,分析を通して抽出された個々の特徴は何らかの比較や展望の対象となりうるのである。つまり,われわれにも,特殊から一般へ向かう道が可能性として残されているということだ。2) |
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| 出版者 | ||||||||
| 出版者 | 岩手大学人文社会科学部 | |||||||
| 著者版フラグ | ||||||||
| 出版タイプ | VoR | |||||||
| 出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||