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  1. 040 農学 Agriculture
  2. 学位論文 Theses
  3. 博士論文 Doctoral Theses

リンゴ属植物の開花特性解析による授粉専用品種の選抜と利用技術に関する研究

https://doi.org/10.15113/00009538
https://doi.org/10.15113/00009538
8fa06204-df83-46e0-ac30-fe7aac34d436
名前 / ファイル ライセンス アクション
bessho_hideo-1.pdf 本文1 (4.4 MB)
bessho_hideo-2.pdf 本文2 (4.2 MB)
bessho_hideo-3.pdf 本文3 (1.4 MB)
Item type 学位論文 / Thesis or Dissertation(1)
公開日 2012-09-28
タイトル
タイトル リンゴ属植物の開花特性解析による授粉専用品種の選抜と利用技術に関する研究
言語 ja
タイトル
タイトル Selection and utilization of crabapple pollinizers by analysis of flowering characteristics of Malus species
言語 en
著者 別所, 英男

× 別所, 英男

ja 別所, 英男
岩手大学

en BESSHO, Hideo

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著者別名
アクセス権
アクセス権 open access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_abf2
Abstract
内容記述タイプ Other
内容記述 我が国におけるリンゴの主要品種である'ふじ'及び'つがる'に適する授粉専用品種を選抜するため、 農研機構果樹研究所で保存するクラブアップルやリンゴ属野生種を用いて授粉樹としての特性を評価した。 開花の早い品種としては、M. baccata 79091、ナガサキズミ、'Red Splendor'、'Makamik'、'Sentinel'、'メイポール'等があり、 中心花開花始めが'ふじ'及び'つがる'と比べて1日~4日程度早かった。 開花期が同時期または数日遅い品種としては、M.X atrosanguinea 20004522、'Snowdrift'、'Redbud'等があった。 頂芽開花量は'Makamik'及び'Sentinel'で多く、腋芽開花量は、'Snowdrift'、'Redbud'、M.X atrosanguinea 20004522等で多かった。 頂芽の隔年着花性は'Makamik'、'Sentinel'、'Snowdrift'、M. baccata 79091等で低く、腋芽の隔年着花性は、 'Carmine'及び'Makamik'で低かった。 'メイポール'において10cmに1果または2果そうに1果程度の摘果を行うことによって、隔年着花性を低下させることができた。 'ふじ'にクラブアップルの花粉を交雑した結果、すべての品種で70%以上の高い結実率が得られ、 1果当たりの種子数は、M. baccata 79091が多かった。 'つがる'との交雑では、いずれの品種においても70%以上の結実率が得られ、1果当たりの種子数は'Snowdrift'及び'Redbud'が多かった。 花粉の特性と交雑和合性の関係については、花粉の発芽率が低い場合、1葯当たりの花粉粒数が少ない場合、 小粒花粉の多い場合に結実率や種子数が低下する傾向が認められた。 完全和合と半和合の交雑組み合わせに比較し、半和合の交雑組み合わせは4倍または5倍以上に花粉を希釈した場合に 完全和合の組み合わせに比べて結実率が低下した。 環境要因や樹体要因等の諸条件がリンゴのクラブアップル等の授粉専用品種の開花期に及ぼす影響について検討した。 自発休眠後の3月中旬~4月下旬頃の気温と開花期の間に高い正の相関が認められた。 また、北東北と南東北ではクラブアップルの開花パターンが異なった。 開花量が少ない樹は多い樹に比較して、頂芽の開花始めで1~3日程度遅れた。 JM7台はJM1やマルバカイドウに比べてやや開花期が1日程度遅れる傾向が認められた。 また、樹齢の古い樹が若木に比べて開花が1日程度早まる傾向が認められた。 わい化程度の異なるリンゴ台木に各種クラブアップルを接ぎ木し、苗木の生育及び花芽着生性を比較した。 その結果、'Makamik'、'Redbud'、ナガサキズミ、'RedSplendor'、'Snowdrift'は樹勢が中程度からやや強勢であり、 かつ花芽着生性が良好であり、JM7程度のわい性台木、または半わい性台木が適すると考えられた。 M.X atrosanguinea 20004522及び'Sentinel'は樹勢が中から弱いが、花芽分化率が高く、 半わい性台木またはマルバカイドウ等の強勢台木が適すると考えられた。 一方、NepalAppleCol.85-134-2、'Peachleaf'、小黄海棠は樹勢が強いが、花芽着生は不良であり、かつ隔年着花性が認められ、 授粉専用品種に向かないと考えられた。 有望な授粉専用品種候補についてリンゴの潜在ウイルスのACLSV(普通系、潜在系)、 ASPV、ASGVを単独または3種混合で接種を行い、ウイルス感受性について検討した。 M. baccata 79091、'Snowdrift'、ナガサキズミは3種の潜在ウイルスに対して抵抗性であった。 'Makamik'はACLSV普通系にのみ感受性であり、'Redbud'はACLSV普通系及び潜在系に対して感受性であった。 'Sentinel'はACLSV(普通系、潜在系)及びASPVに対して感受性であった。 M.X atrosanguinea 20004522は3種すべてに対して感受性であった。 岩手県内の生産者の協力を得て授粉専用品種候補を高接ぎまたは苗木で現地に導入し、生育、花芽着生性、開花期等について検討した。 その結果、高接ぎでは、'Makamik'、'Redbud'、'Snowdrift'、ナガサキズミ、M. baccata 79091の生育、 花芽着生、開花期の同調性が良好であった。 苗木では、'Makamik'、'メイポール'、'Snowdrift'、ナガサキズミ、M.X atrosanguinea 20004522の評価が高かった。 以上の結果から、開花期の早い品種として M. baccata 79091、'Sentinel'、'Makamik'を選抜し、 開花期が'ふじ'及び'つがる'と同時期の品種として、M.X atrosanguinea 20004522、 'Redbud'、'Snowdrift'を選抜した。 開花期の早い品種と主要品種と同時期の品種を授粉樹として園地に導入することによって、主要品種の結実を安定させることができる。
出版者
出版者 岩手大学
言語 ja
登録日
日付 2012-09-28
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_db06
資源タイプ doctoral thesis
著者版フラグ
出版タイプ VoR
出版タイプResource http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85
ID登録
ID登録 10.15113/00009538
ID登録タイプ JaLC
physicalSize
値 217p
書誌情報
p. 1-217, 発行日 2009
学位の区分
言語 ja
値 博士
学位授与番号
学位授与番号 甲第470号
学位の分野
言語 ja
値 農学
学位名
言語 ja
学位名 博士 (農学)
学位授与年月日
学位授与年月日 2009-03-31
学位授与機関
学位授与機関識別子Scheme kakenhi
学位授与機関識別子 11201
言語 ja
学位授与機関名 岩手大学
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Ver.1 2023-05-15 13:03:08.618137
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