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  1. 030 理工学 Science & engineering
  2. 学術雑誌掲載論文

人間・ロボット間インタラクションにおけるエージェント像認識の揺らぎ

https://iwate-u.repo.nii.ac.jp/records/10351
https://iwate-u.repo.nii.ac.jp/records/10351
71ea9241-2a23-4652-a688-18faedb54304
名前 / ファイル ライセンス アクション
ieicet-vj97-an6p411-417.pdf ieicet-vj97-an6p411-417.pdf (1.3 MB)
Item type 学術雑誌論文 / Journal Article(1)
公開日 2014-10-03
タイトル
タイトル 人間・ロボット間インタラクションにおけるエージェント像認識の揺らぎ
言語
言語 jpn
キーワード
主題Scheme Other
主題 ヒューマンロボットインタラクション
キーワード
主題Scheme Other
主題 エージェント境界
キーワード
主題Scheme Other
主題 認識の柔軟性
キーワード
主題Scheme Other
主題 コンテクスト
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
資源タイプ journal article
著者 金, 天海

× 金, 天海

金, 天海

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山崎, 由美子

× 山崎, 由美子

山崎, 由美子

Search repository
菅野, 重樹

× 菅野, 重樹

菅野, 重樹

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著者別名
識別子Scheme WEKO
識別子 64158
姓名 KIM, Chyon Hae
著者別名
識別子Scheme WEKO
識別子 64159
姓名 YAMAZAKI, Yumiko
著者別名
識別子Scheme WEKO
識別子 64160
姓名 SUGANO, Shigeki
著者(機関)
値 岩手大学工学部電気電子・情報システム工学科
著者(機関)
値 早稲田大学創造理工学部総合機械工学科
著者(機関)
値 早稲田大学創造理工学部総合機械工学科
登録日
日付 2014-10-03
書誌情報 電子情報通信学会論文誌 A

巻 J97-A, 号 6, p. 411-417, 発行日 2014-06-01
ISSN
収録物識別子タイプ ISSN
収録物識別子 0913-5707
Abstract
内容記述タイプ Other
内容記述 人の認識システムがもつ柔軟さはヒューマンロボットインタラクションにおけるシナリオのデザインを困難なものとする場合がある.特に近年開発が進んでいる再構成可能な身体をもつロボットなどでは,ロボットの「物理的な身体の境界(物理境界Physical Boundary)」と「エージェントとしての境界(エージェント境界Agent Boundary)」とが異なる境界として認識される可能性があり,インタラクションシナリオの構成が困難となることが予想される.ロボティクスの分野では人の認識システムがもつこの種の柔軟さはほとんど議論されていない.また,心理学の分野では人が抱く自身に対するエージェント性や身体保有感はよく議論されているが,ロボットの身体に対して人間が抱く認識の研究は進んでいない.本論文では,ロボットに対する身体境界の認識に関連した二つの仮説を検証する.一つ目の仮説は「エージェント境界の認識はロボットを取り巻くコンテクストに依存する」(仮説1)であり,二つ目の仮説は「エージェント境界の認識は可制御である」(仮説2)である.現在,多くのロボット設計者は物理境界とエージェント境界が一致するという仮説(仮説3)のもとインタラクションシナリオを設計しているが,仮説1-2が正しければ仮説3は棄却され,新たな設計手法の構築が求められることになる.本実験には18-27歳の男女60名が被験者として参加し,それぞれの被験者は様々なコンテクストのもとあるロボットとのインタラクションを行った.インタラクションの中でこのロボットは「ワタシヲ スコシ ヨコニ ズラシテクダサイ」というメッセージを見せた.各被験者に対して,この文中にある「ワタシ」が何に対応するとして認識されたのかを調べるために,被験者の行った行動を観察するとともに,実験後にはアンケートを実施した.あるコンテクストにおいてある被験者(被験者1)はロボットが置かれたテーブルを動かした.別のコンテクストにおいて別の被験者(被験者2)はテーブルに置かれたロボットを動かした.アンケートにおいて被験者1はロボットが見せた動作はテーブルが行った感情表現であると答えた.これらの実験結果から仮説1-2はいずれも真であることが分かった.また,エージェント境界の認識に特に強い影響を与えるコンテクストは環境の未知性であることが示唆された.
出版者
出版者 一般社団法人電子情報通信学会
権利
権利情報 ©一般社団法人電子情報通信学会 2014
その他のタイトル
その他のタイトル Fluctuation of Recognition for Agent Image in Human Robot Interaction
著者版フラグ
出版タイプ VoR
出版タイプResource http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85
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Ver.1 2023-05-15 14:43:08.923687
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