ログイン
言語:

WEKO3

  • トップ
  • ランキング
To
lat lon distance
To

Field does not validate



インデックスリンク

インデックスツリー

メールアドレスを入力してください。

WEKO

One fine body…

WEKO

One fine body…

アイテム

  1. 020 教育 Education
  2. 03 紀要論文
  3. 01 教育学部研究年報
  4. 第75巻 Vol. 75 (2015)

ゲーム・ボール運動の学習理論に関する基礎的検討 : 21世紀型能力を育成する球技指導プログラムのあり方を考える

https://doi.org/10.15113/00011272
https://doi.org/10.15113/00011272
51d2f7e0-0b5d-4000-8509-e7a04f9ad465
名前 / ファイル ライセンス アクション
arfe-v75pp17-30.pdf arfe-v75pp17-30.pdf (1.3 MB)
Item type 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1)
公開日 2016-03-24
タイトル
タイトル ゲーム・ボール運動の学習理論に関する基礎的検討 : 21世紀型能力を育成する球技指導プログラムのあり方を考える
その他のタイトル
その他のタイトル Basic Study on Learning Theory of Games and Ball Games : Methodology of a program teaching ball games, to cultivate competencies for the 21st Century
著者 清水, 将

× 清水, 将

清水, 将

Search repository
著者別名
姓名 SHIMIZU, Sho
著者(機関)
岩手大学教育学部
Abstract
内容記述タイプ Other
内容記述 小学校学習指導要領では、球技を扱うゲーム・ボール運動の領域において、中学年以降、ゴール型、ネット型、ベースボール型の3つの型に球技が分類されている。現行の2008年告示の学習指導要領では、指導内容の明確化と系統性を大切にした「体系化」が図られており、型による分類は、攻守の特徴や型に共通する動きを系統的に身につけさせるという球技に関する国際的な研究動向が大きく影響しているといわれている。
 岩田(2010)によれば、「理解のためのゲーム指導」理論(以下TGfU=Teaching Games for Understanding)は、ソープら(1986)によって、「ゲーム修正」(modification of games)の論理が示され、発達適合的再現(Representation)と誇張(Exaggeration)の主要な2つの視点が描かれた図が提示されている(図1)。図における「Aフルゲーム」は、「すべての固有な技術や戦術を備えた、大人によってプレイされるゲーム」のことであり、「既存の種目」と表現されるものを指すが、岩田は、複雑で高度すぎる大人向けのゲームを「子どもが技術的・身体的に未熟なために遭遇する問題を軽減」していくことが必要であり、発達段階に即したプレイが展開できるゲームにする必要があることを指摘している。図のBの方向で示されている発達適合的再現で示されるこのようなゲームにおいては、ゲームの戦術的な複雑さは解消されていないため、「問題となる戦術的課題を誇張する修正」が不可欠となる。図のCの方向で示されるようにゲーム状況の判断の対象を焦点化したり、選択肢を減少させることで、課題を明確にしてはじめて「子どもにとってやさしく、わかりやすいゲーム」を創出することができるのである。
 体育は他の教科とは異なり、教科書がないことに特徴がある。したがって、内容を含み持つ教材を開発し、教材によって内容を身に付けさせる教師の営みが不可欠となる。とりわけゲーム・ボール運動・球技の領域に関しては十分な教材化がなされず、素材としてのスポーツ競技を「文化的」に学習するだけに留まっている状況も散見される。このような状況を打破するために登場したTGfUの理論であるが、現実的に有効な教材の提示が少なく、最初の理論的検討以降の発展が停滞しているという指摘もあり、有効な実践及び教材の開発が課題とされている。本稿では、ゲーム・ボール運動の指導プログラムとして多くの国で採用されているTGfUの現在までの動向を概観し、次世代を見据えた教育方法や身に付けさせるべき学力・資質能力の形成にTGfUに基づく学習がどのように貢献できるのかについて批判的検討をおこなうことを目的とする。小学校学習指導要領においては、ゲーム・ボール運動としてボールゲーム・球技を扱う領域の名称が用いられているが、本稿ではこれらのボールを用いるゲームを球技と呼ぶことにする。
出版者
出版者 岩手大学教育学部
登録日
日付 2016-03-24
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
資源タイプ departmental bulletin paper
著者版フラグ
出版タイプ VoR
出版タイプResource http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85
ID登録
ID登録 10.15113/00011272
ID登録タイプ JaLC
NCID
収録物識別子タイプ NCID
収録物識別子 AN00017940
書誌情報 岩手大学教育学部研究年報

巻 75, p. 17-30, 発行日 2016-03-15
ISSN
収録物識別子タイプ ISSN
収録物識別子 0367-7370
戻る
0
views
See details
Views

Versions

Ver.1 2023-05-15 13:55:39.914596
Show All versions

Share

Mendeley Twitter Facebook Print Addthis

Cite as

エクスポート

OAI-PMH
  • OAI-PMH JPCOAR 2.0
  • OAI-PMH JPCOAR 1.0
  • OAI-PMH DublinCore
  • OAI-PMH DDI
Other Formats
  • JSON
  • BIBTEX

Confirm


Powered by WEKO3


Powered by WEKO3