Item type |
学術雑誌論文 / Journal Article(1) |
公開日 |
2009-09-24 |
タイトル |
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タイトル |
岩手県において保護・剖検されたニホンカモシカ36例の病理学的観察 |
言語 |
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言語 |
jpn |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
ニホンカモシカ |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
交通事故 |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
化膿性疾患 |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
伝染性膿疱性皮膚炎 |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
寄生虫寄生 |
資源タイプ |
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資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 |
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資源タイプ |
journal article |
著者 |
荒木, 千尋
倉持, 好
辻本, 恒徳
御領, 政信
岡田, 幸助
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著者(機関) |
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値 |
岩手大学農学部獣医病理学研究室, 岐阜大学大学院連合獣医学研究科 |
登録日 |
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日付 |
2009-09-24 |
書誌情報 |
岩手県獣医師会会報
巻 32,
号 2,
p. 45-50,
発行日 2006-01-01
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Abstract |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
1999年4月から2004年4月に岩手県で保護され,死亡または衰弱したニホンカモシカ36例について剖検,22例については病理組織学的に検索した.雄が22例,雌が14例であり,年齢は5歳以下が12例,6~15歳が17例,16歳以上4例,不明が3例であった.死因としては事故死が17例,事故死以外が19例であった.事故死は交通事故によるものが12例と大半を占め,転落によるものが2例,3例は水死していた.事故死以外の症例では化膿性疾患が9例,急性腸カタルが2例,伝染性膿疱性皮膚炎がl例,その他が7例であった.剖検において,槍形吸虫,肺虫,胃虫,吸虫,ベネデン条虫,鞭虫,蟯虫,Eimeria,皮下糸状虫,ショクヒヒゼンダニをはじめとした外部寄生虫など,多くの寄生虫寄生が認められた.組織学的検索においては,種々の組織・臓器に化膿性病変・膿瘍がほとんどの症例で認められた.全身性皮膚腫瘤の症例は36例中5例であり,このうち3例は病理組織学的に伝染性膿疱性皮膚炎と診断された.脾臓ではヘモジデローシス,心臓をはじめとした全身の筋では住肉胞子虫症,肺では肺虫症が高率に認められた.事故死の症例は基礎疾患が比較的少なかったが,事故死以外の症例の多くは,化膿性疾患に罹患し衰弱したため補食困雛となり,里地に降りたところを保護されているのではないかと思われた. |
出版者 |
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出版者 |
岩手県獣医師会 |
著者版フラグ |
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出版タイプ |
VoR |
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出版タイプResource |
http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |